2013年12月9日月曜日

コンピュータ社会主義と著作権、コピー問題

ここ数年間で著作権の問題は深刻なものになってきた。
インターネットが普及し、誰でも違法にアップロードされたものを手に入れられるようになったのである。
最も大切なことはこれらの問題のために、
自分で買った物を携帯電話に入れたり、バックアップをとったりすることができなくなっています。更に、「替え歌・パロディ」のようなものを創作、発表する機会がなくなってしまいます。
著作権の概念は元々は西洋的なものであり、中国でのパクリものが話題になることがありましたが、東洋圏として日本も、ピクミンの歌の替え歌が昔流行ったように、同じ概念を共有しているのです。
また、法律で取り締まっていても、違法なコンテンツは流通しており、海外へのアニメ・漫画の流出
は国家の枠内で取り締まることはできません。
    そこで、私が提案するのは、コンピュータ社会主義という概念です。
コピーが技術的に可能であるならば、自由にコピーすることができるべきですが、
著作者の利益も守らなければなりません。
OSS(オープンソースソフトウェア)は今現在低支出で高機能で信頼の置ける機能の実装ができるということで、Microsoftの製品でさえ脅威にさらされるほど高品質で多機能/軽量なものが生み出されています。
同じ概念をゲームソフト、本、アニメなどのお金を掛けて創りだすものに、ボランティア前提のOSSの概念を直接適応させるのは無理があります。
社会主義には抑圧的なイメージがありますが、ここでは平等性という観点から使っています。
コンピュータ社会主義の特徴は
1.国民はその国のコンテンツを自由にコピー、他人に譲渡、改変及び創作を認める。
2.コンテンツの利用者に対して国家・企業が課税・料金の徴収をする。
3.クリエイターは国家・企業からその活動のために資金提供を受ける。
4.クリエイターはユーザに対して違法に使用されることでの損害がなくなり、そのモティベーションを維持できる。
です。
さらにこれによって現在YouTubeやNicoNico動画などで無法に行われている動画アップロードなどをアップロード者と著作者の両方に利益があり、また新しく活動を開始したい人の機会が奪われることを防ぎ、より強いソフトパワーを持つことができるようになるでしょう。

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